こんにちは!Glucosemanです。
1型糖尿の障害年金の裁判の件、おめでとうございます!良いニュース!
<障害年金打ち切りは違法 1型糖尿病、患者側勝訴>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43639850R10C19A4AC8000/
<障害年金については下記参照くだされ>
そういえば、SNS上で
「そもそも糖尿って自己都合でしょ?70~100万とか高くない?!」
「税金の無駄だわ。」
「必至すぎ。ウケる。」
みたいなコメントを見かけましたが、
「その程度の知識しか持たず、他者の痛み・苦労を理解する能力を著しく欠き、不特定多数に自身の無知を拡散してしまうSNSのリスク管理力も備わっていない、貴様に支払った教育代の方がよっぽど無駄じゃボケ!!!てめえの膵臓もぎとったろか!!!」
って思う人もいるかもしれないから、発言には気を付けたほうがいいよ!
言葉は大切にしようぜ。
あとFacebook等で実名出てるのに危うい発言する勇者が結構多くて、びっくりやでホンマ。
ノーガードの殴り合いは失うもの多いっすよ。。
さてさて。
ちょっと今日はですね。お悩みをいただきましたので
アンサーとして文章書きたいと思います。
お悩みの方はAさんとしましょう。
Aさんはパートナーが劇症1型糖尿病を発症してしまい、
助けになりたいらしいんですね。
その上で、相手がどんな気持ちなのかを知りたいみたいなんです。
僕はAさんのパートナーではないので、
「僕はこうだったから、Aさんもこうすれば大丈夫!」
なんて軽々しく言うことはできません。
ただ、参考になるかもしれませんので、
発症時の気持ちを下記に赤裸々に記載したいと思います。
本来のこのブログのポリシーとは異なり、
少し暗めのテイストになりますので、
読みたくない人は読まないでください。
愚痴嫌いだからね!相手の気分を暗くさせてしまうのは暴力だと思ってますんで!
※ざっくりとは以前書いてましたね。
※リブレである程度ストレス解消することも書きましたね。
よし、では書きますか。
えーと、
まぁ、「人生終わったわ」って普通に思いましたよね。
糖尿についての知識はぼんやりとしかなかったので、
これから食事制限して注射して色々自由が奪われて合併症に怯えながらつまんねえ人生になっちまうのかな。。。
て思いながら泣いてばかりいましたね。
あとは上記に加え、
夫としての、男としての、オスとしての自信みたいなもんも失いましたね。
なんなら退院後、ストレスのせいか、妻との営みの際、全然たたなかったですからね。
入院時は頭の中はネガティブがぐーるぐる。
こんな不安定な体で
これから奥さん守っていけるのかな。。
10年後に40代で透析とかかな。。大変そうだ。。
何 で俺がこんな目に。
仕事はやっていけるのだろうか。
ああ、せっかく最近上手くいっていたのに人事に病気のリスク人材と見なされてキャリアに影響出るのかな。。
仕事中に気分悪くなったりして中座とか多くなるのかな。。
何で俺がこんな目に。
医療費どんだけかかるんだろ。。
俺の医療費で貧乏させてしまったらどうしよう。。
精子に影響するのかな。。
子供はできるのかな。。
できても糖尿が遺伝したら子供はかわいそうじゃないかな。。
何 で俺がこんな目に。
親子でそんな状態でまた金かかるじゃねえか。。
子供あきらめたら奥さんや奥さんの両親はなんて言うだろ。。
それがきっかけで別れることになったらどうしよ。。
別れたら、こんな体で新しい相手見つけることなんてできるのかな。。
お酒飲めないから出会いも探しにいけないよ。。
もしダメなら一人で生きてかなきゃダメなのかな。。
付き合ってる最中に糖尿バレたらふられたりして。。
なんで俺がこんな目に。。。。
暗っ!!!!!!(笑)
(笑)とかよくないですね。ごめんなさい。
まぁこんな感じで、
自分の体の未来に恐怖し、
嫁さん(家族)、仕事、金についてネガティブネガティブしてましたね。
この時、嫁さんと話すことだけが唯一の幸せだったなぁ。。。新婚だったから捨てられちゃうかもっ、、、て思ったけど、
病気になってもついてきてくれる、
と言ってもらえたことで、ここまでこれたなぁと思います。
ただ、病気になるとホント自分のことしか考えられなくなっちゃうので、
当時は嫁さんに対しても
「いいよな。健康な奴はよ。」
と、口には出さなかったけど、
思ってしまったこともあります。
良くないですよね。
でも、ありがたみを感じとれる余裕が全然なかったんです。
色々サポートしてもらってるのに、
なんか介護されてるみたいな感じが嫌で、
守ろうとしてた存在に苦労かけさせてるのも情けなくて嫌で、
ひとりにしてくれ。。。。もう俺にかまうな。。。
と思ってたこともありますね。
スラムダンクの作者がかいてる
「リアル」
って漫画があるんだけど、
その漫画で高橋君という
ちょい悪イケメンキャラが
事故で下半身不随になるんです。
その時の高橋君の心情が結構近かった。
周りに当たり散らしてる感じや拗ねてる感じも
すごいわかる。
(下半身不随の方が糖尿よりよっぽど大変なことは理解しています。例として紹介させていただくこと、何卒ご容赦ください)
ただ、一人だと孤独と不安に耐えられないので、
「一人にしてくれ」と「一人にしないで」が同居してた感じですね。
めんどくせー奴でした。
でも、いろいろ考えて、ひとつひとつ問題解決していこうと思い、今に至ります。
Aさんのサポートはもしかしたら
介護されてるみたいでパートナーが自信をなくすことに
拍車をかけてるかもしれません。
健常者と同じように接してくれる方がうれしいかもしれません。
でも健常者と同じように接したら「少しは俺の病気のことも考えてくれよ」と思われるかもしれません。
難しいですよね。
持論にはなりますが、
最終的にはAさんのサポートの力ではなく、
発症してしまったパートナー自身が
自分自身の意思で、
再びファイティングポーズをとることでしか
解決に向かわないと思います。
僕は日々の実験(どうやったらうまく病気をプラスにできるか)も、病気との付き合い方も、ブログも
自分の意志で考えて、アクションしてます。
嫁さんに「○○したら?!」という提案はされてません。
日々、彼女はおいしいごはんを作ってくれることと、
家をキレイで清潔にしてくれていることと、
私服のセンスが致命的に不足している僕のために服を選んでくれること以外は
サポートありません。
(大盛りのカレーを食べたりしたら怒られますが)
付かず離れず、前向きな姿勢になるまで見守るのも
良いんじゃないかなと思います。
上記の内容なんて発症から2年たった今、大体解決してますしね。
今では「発症時の俺、暗っ。ちっさ。自己中すぎだし、きしょいわ。池江選手や仮面女子の子の方がよっぽど不安で大変なんだからシャキっとせいや自分」って思ってます(笑)
このブログは、発症者自身が前向きになっていただき、その結果、Aさんのような素晴らしい存在の人達にもプラスになるように、、、、と始めましたので、
よかったら記事をさりげなく紹介してみてください。
パートナーにAさんがコメント欄で悩みを打ち明けてることがばれたらマズイと思いますので、
コメントは削除するとよいかと存じます。
何かあれば、お問い合わせフォームを作成したのでそこからご連絡ください。
少しは参考になりましたでしょうか?
引き続き、よろしくお願い致します。
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